桧原の四季
新春一番を彩るマンサクの花です。
春の芽吹き。 葱、大根、ホウレンソウ、にんじん、エンドウ豆。
ウチの土地ではズッキーニが相性抜群で、どんどん出来てしまうのに、
ホウレンソウはほっとくとまるっきりダメです。
つまり酸性土壌ということで、石灰で中和してやらねば。
ウチの土地ではズッキーニが相性抜群で、どんどん出来てしまうのに、
ホウレンソウはほっとくとまるっきりダメです。
つまり酸性土壌ということで、石灰で中和してやらねば。
猪よけの自作柵です。 奴らは(由来の通り猪首なので)見上げることが
苦手のようで、ジャンプは120cmは楽々なのですが、こういう外側への
「返し」があると諦めるよう。 本気を出すと柵の下にトンネルを作ります。
そもそも体重70kg超えていたりするので、ガチンコの激突でこのくらいの防御手段は
やられますが、まあ取り敢えず。
猿用に電気を流せばと思われるでしょうが、地上ある程度の高さに配線しても、
蔓が絡まることでアース化してしまいダメなのです。
何しろ100m以上なのでメンテナンスが・・・
苦手のようで、ジャンプは120cmは楽々なのですが、こういう外側への
「返し」があると諦めるよう。 本気を出すと柵の下にトンネルを作ります。
そもそも体重70kg超えていたりするので、ガチンコの激突でこのくらいの防御手段は
やられますが、まあ取り敢えず。
猿用に電気を流せばと思われるでしょうが、地上ある程度の高さに配線しても、
蔓が絡まることでアース化してしまいダメなのです。
何しろ100m以上なのでメンテナンスが・・・
40年以上前桑畑だったところ。微かに段々に残っていたのを「開墾」
してマイ畑にした訳です。最初は手作業でやっていたのですが、100坪
以上有りますので手に負えず、最小の耕運機を駆使して耕しています。
勿論大型の方が馬力があるのですが、この斜面ののぼり下りがあるので、
(最軽量のものでもガソリン燃料を入れると30kg近くあります。 )
とても実用には向きません。
猿対策といい、なんとも「コスパ」の悪い野菜です。
しかも近年、市販のF-1種をやめて、固有種の野菜にしようとしているので
さらに大変。 20年前は不勉強につき知らなかったのですが、F-1という
一代限りの改良種は実となった種を播いても発芽しないか、「化ける」といって
得体の知れないものが登場したりするのです。
そうではない在来の種はいろいろ困難があるものの、次の年に育ててまた種を採って、
そしてまた次の年にということを繰り返せば、その土地に合った品種になっていく
というのです。いわゆる自己増殖。
しかし2019年11月、原則農家自身が自家採取を禁止する法律が成立してしまいました。
様々な議論がありますが、この種苗法改正はなんとも不気味な事態に思えます。
この辺りは偏見なく勉強していかねばと思います。
してマイ畑にした訳です。最初は手作業でやっていたのですが、100坪
以上有りますので手に負えず、最小の耕運機を駆使して耕しています。
勿論大型の方が馬力があるのですが、この斜面ののぼり下りがあるので、
(最軽量のものでもガソリン燃料を入れると30kg近くあります。 )
とても実用には向きません。
猿対策といい、なんとも「コスパ」の悪い野菜です。
しかも近年、市販のF-1種をやめて、固有種の野菜にしようとしているので
さらに大変。 20年前は不勉強につき知らなかったのですが、F-1という
一代限りの改良種は実となった種を播いても発芽しないか、「化ける」といって
得体の知れないものが登場したりするのです。
そうではない在来の種はいろいろ困難があるものの、次の年に育ててまた種を採って、
そしてまた次の年にということを繰り返せば、その土地に合った品種になっていく
というのです。いわゆる自己増殖。
しかし2019年11月、原則農家自身が自家採取を禁止する法律が成立してしまいました。
様々な議論がありますが、この種苗法改正はなんとも不気味な事態に思えます。
この辺りは偏見なく勉強していかねばと思います。
シティボーイ、シティガールには知らない方いらっしゃいますが、茗荷の花です。
ちゃんとおしべもめしべもあって、蛾に受粉をしてもらう為による咲く訳です。
この花も食べますが、普通は下の蕾の部分ですね。
月の光の中、この茗荷がひっそりと妖しく咲いているのが好きです。
蘭みたいですが、おしとやかでww 大和撫子みたいだと思いませんか?
ちゃんとおしべもめしべもあって、蛾に受粉をしてもらう為による咲く訳です。
この花も食べますが、普通は下の蕾の部分ですね。
月の光の中、この茗荷がひっそりと妖しく咲いているのが好きです。
蘭みたいですが、おしとやかでww 大和撫子みたいだと思いませんか?
桃栗三年柿八年柚の馬鹿野郎十八年と言いますが、既に40年近く
経った柚子はほとんど収穫されることもなく、樹になったまま朽ち果ててしまいます。
一時は村おこしの事業で、柚子ジャム、ゆずワインなどに加工されていましたが、
急傾斜地の手入れもなく巨大化した樹から収穫するのは至難の技。いつの間にか
手付かずとなりました。 自分たちでジャムにすることもありますが、始末が大変でして。
何より、防腐剤なしなので、冷蔵庫でもひと月しないうちにカビが覆ってしまいます。
砂糖の量を増やせばいくらか防げるのですが、このご時世、漂白砂糖は使いたくありません。
難問山積みです。
経った柚子はほとんど収穫されることもなく、樹になったまま朽ち果ててしまいます。
一時は村おこしの事業で、柚子ジャム、ゆずワインなどに加工されていましたが、
急傾斜地の手入れもなく巨大化した樹から収穫するのは至難の技。いつの間にか
手付かずとなりました。 自分たちでジャムにすることもありますが、始末が大変でして。
何より、防腐剤なしなので、冷蔵庫でもひと月しないうちにカビが覆ってしまいます。
砂糖の量を増やせばいくらか防げるのですが、このご時世、漂白砂糖は使いたくありません。
難問山積みです。
入山した1995年頃は猪もそう沢山は出てこず、筍も運び切れないくらい採れてしまいましたが、
ここ10年くらいは酷いもの。グルメの猪は、地上に出てきた筍なんて相手せず、地中にあるうちに
(まさに「筍」の竹冠を取った「旬」のうちに)根こそぎ平らげてしまうのでした。
しかし猪は外側に「返し」を溶接で作った柵でどうにか防いだものの、猿にはギブアップ。
やりたい放題です。 染め場の屋根は、彼らのサンルームとトイレのスペースに。
ボスと交渉して山奥にお引き取り願おうと丁重に接しましたが、(勿論嘘です)
ロケット花火やら、狼のお小水のエキスを仕込むやら、もいろいろ試してみましたが全部駄目。
巨大なネットで覆われたスペースを作るしかありません。
ソメリエは鳥除けネットでやってみましたが、食いちぎられてしまいました。
もう全て放棄してしまう人もいますが、わたくし、もう一度めげずにトライしてみようかと
思います。
ここ10年くらいは酷いもの。グルメの猪は、地上に出てきた筍なんて相手せず、地中にあるうちに
(まさに「筍」の竹冠を取った「旬」のうちに)根こそぎ平らげてしまうのでした。
しかし猪は外側に「返し」を溶接で作った柵でどうにか防いだものの、猿にはギブアップ。
やりたい放題です。 染め場の屋根は、彼らのサンルームとトイレのスペースに。
ボスと交渉して山奥にお引き取り願おうと丁重に接しましたが、(勿論嘘です)
ロケット花火やら、狼のお小水のエキスを仕込むやら、もいろいろ試してみましたが全部駄目。
巨大なネットで覆われたスペースを作るしかありません。
ソメリエは鳥除けネットでやってみましたが、食いちぎられてしまいました。
もう全て放棄してしまう人もいますが、わたくし、もう一度めげずにトライしてみようかと
思います。
この鳥除けネットは突破されました。どこぞでハサミを調達してきて
チョッキンチョッキンされなければ大丈夫と踏んでいたのですが・・・
彼らがハサミを使う光景は想像してみたのですが。
結局村人が使わなくなった「柵」などを総動員して、「鉄」の檻を作りました。
囲われているのは猿ではなく「私」です。
植えてあるのはズッキーニです。 展示会ツアーの真っ最中は、ひと月以上も
来れないこともあるのですが、そうすると巨大なへちまのようなズッキーニ様に
なられていて、森の中に横たわる勇姿は感動ものです。
「ウドの大木」と言った全然間延びした味にはならなくて、お得感いっぱいです。
チョッキンチョッキンされなければ大丈夫と踏んでいたのですが・・・
彼らがハサミを使う光景は想像してみたのですが。
結局村人が使わなくなった「柵」などを総動員して、「鉄」の檻を作りました。
囲われているのは猿ではなく「私」です。
植えてあるのはズッキーニです。 展示会ツアーの真っ最中は、ひと月以上も
来れないこともあるのですが、そうすると巨大なへちまのようなズッキーニ様に
なられていて、森の中に横たわる勇姿は感動ものです。
「ウドの大木」と言った全然間延びした味にはならなくて、お得感いっぱいです。