桧原工房

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1995年、陶芸家の友人の縁で、東京の西のはずれ西多摩郡桧原村に土地を得ることになってしまった。
長野県松本市で生まれ、子供の頃より何かを作り続けては来たし、小学校の卒業記念集には、なりたい職業に「建築家」なんて書いてありそれはまぁ子供っぽい忖度なのであるが、まさか自分がアメリカの西部開拓史みたいに土地を切り開いて「家」を建てるなんて本気では考えてはいなかった。
しかし自分のバイブル、佐藤さとるさんの名作
「誰も知らない小さな国」を何度も何度も読み返してきたことを考えると、伏線はあってしまったのかとは思う。  
以来20数年、週に一度程往復3時間かけて通うこと1000有余回、どうにかこうにか「工房」の姿になってきた。
永遠の未完なんて言っていたサグラダファミリアも2020年代には完成と言うから、わたくしも急がねば。
最初から共同購入とか共同作業とかは考えていなかった。 10数年経てばそれぞれの事情も変わってくる。
大したことはできないが、一人ならどうとでもなるだろうと。 400本ほどの杉や桧を切り倒したのだが、
乾燥のため積み上げてある姿を見るにつけ、果たしてこれが完成するなんてあり得るのだろうか? とは思うこと
あるものの、しかしそれはそれ、物作りの種族、不安よりも作業の「リアル」が優ってしまう。
ソメリエの悪戦苦闘の20数年を少しだけお披露目させていただこうと思う。


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桧原村の自然
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桧原村の四季
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工房の建設
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山の染め作業



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